ポロロンデザイン事務所

自社製品の注目を浴びたい経営者様必見!
我が社にこんな強みがあったのか!!(4/7)
~「良い製品で、強みもある、だけど売れない」謎を解く~

自社製品の注目を浴びたい経営者様必見!
我が社にこんな強みがあったのか!!
~「良い製品で、強みもある、だけど売れない」謎を解く~

いつの間にか「強み」が競合向けになる謎の現象!

しかしながら、何で先ほどの「カメラ付きドローンABC 45678 Pro使用! 国家資格アリ!」という「強み」が生み出されたのでしょうか。

ターゲットに合わない「強み」の理由を企業様に尋ねると「他社と比較して言えるのはこれくらいだった」とよく伺います。

「強み=他社より自社が秀でていること」
とお考えから来た結果だろうと思います。

では、「カメラ付きドローンABC 45678 Pro使用! 国家資格アリ!」という「強み」を企業様がどのように生み出してきたのか、集客施策検討の仮説を立ててみましょう。
企業様の立場や気持ちになって一緒に考えてみてください。

競合に意識が行くと失敗!
  1. まず、ターゲットは広報担当者様にしました。
  2. 次に「強み」を検討する段階で「たぶんターゲットは競合と比較するはずだから」と考えます。
  3. そして、ご自身の考えから「自社が競合を見てすごいと思うこと」や「競合から見て自社をすごいと思わせたいこと」 ということを「強み」にするとよいと思った。
  4. 「強み」を「カメラ付きドローンABC 45678 Pro使用! 国家資格アリ!」と設定した。

ということではないでしょうか。

結果、競合向けになってしまったのだと思います。
もう「2」の時点で怪しいですね。競合を意識しすぎてプロ目線になってしまって競合からすごいと言わせたくなっています。誰がターゲットだか忘れています。

つまり、ターゲットである広報担当者様の立場になって何を求めているかを深掘りしていなかったことが失敗の原因ということが分かりました。

いつの間にか競合向けの「強み」になる謎の現象・・・おそろしや~。

 

ポイント!

自社の「強み」は競合を意識すると失敗する。
自社の「強み」はターゲットの求めることから答えを出す。

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